K先生の指導状況、気になるニュース、訓話、感じたことをつづっていきます。
親はどうして空手をやらせたいのだろう。
子供が空手をやりたいといっても、母親が(父親ではないですね)反対すれば空手はやりません。
子供がやりたくなくても、母親は無理やりやらせます。
子供にかんしては、ターゲットは母親なのです。といわれました。
だいたい勘違いするのが、指導者自身がどうして空手を始めたかということをかんがえてしまうのですね。指導者自身が始めた理由が、強くなりたい、自分を鍛えたい。そんな気持ちが強いと思います。
指導している方ですから、試合にも出て、全日本チャンピオンとまではいかなくても、それなりに実績もある方や自身のある方だと思いますから。
でも、母親が子供に空手をやらせるのは、しつけや礼儀が身に付くことを期待してやらせるそうです。もちろん、体をつよくさせたいとか、いじめられないようにとかもありますが。
だから、空手道場は母親のニーズにこたえなければいけないのです。
理想、目標、志があるか、それを提示できるかで自分の考える限界を超えることができるということで、
逆に、もうこれでいいと思っていると限界が下がってしまうことがあるのですね。
今まで腕立てを100回毎日家でやっていた。だから1年一回の初稽古の時でも100回は軽くできる。
それを30回しかやらなくなって1年過ぎた。その状況ではまた1年最初の稽古の時100回やろうと思ってもたぶん無理ですね。
もうできるからといって落としてはだめですね。それまでできていたこともできなくなってしまう。限界の罠といっていましたが。
以上は心構えで、自分はここまでしかできないと思ってはいけないのですね。
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そして経営、空手道場の場合は道場経営、生徒募集ということになっているのですが・・・
最初に四正道(愛、知、発展、繁栄)ということがでてきました。
これは、幸福の科学ででてくるのですが、真理ということをいっていますので、ちょっと宗教的な感じです。
愛=与える、知=相手を知る。反省=次にどう手を打つか、繁栄=限界突破ということだそうです。
愛と知ということで、WIN・WINの関係という言葉は、結構広まっていますので知っている方も多いと思いますが、そういう関係になるということですね。
「限界突破法」とい副題がついていました。限界とはなにかということで、「10メートル先の100万円より」とうこのセミナーの講師の著作本のなかの話をしてくれましたが、
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「そこに、私が現われて、
あなたの10メートル先に100万円の札束をポンと置きます。
「触ったらこの100万円あげます」
といったら、どうしますか?
もちろん、取りに行きますよね!
さっきまで「もうこれ以上はムリ!限界だ!」と言っていたのがウソのように・・・」
(「10メートル先の100万円」砂田淳 著より引用)
つまりもう限界だと思っても、動くことができるということです。
限界は突破できるのです。といっていました。
限界を突破するには、100万円のような目標や気持ちなどが無いと突破できないのですが。
限界は誰でもない自分が勝手に決めているということ。気持ちの問題というのは大きいですね。
昨日は研修にいってきました。
内容は空手道場の成功事例ということで、わずかな期間で道場生が3倍になった秘密を語るということです。
空手はいろいろあるのですね。わかってはいましたが、これほどたくさんあり、私は極真空手で、松井館長を頂点とする世界的な組織です。
もともとある全空連、伝統系寸止め系ですね。流派がいろいろありますが、全空連のもと組織となっています。
そして、極真から派生したフルコンタクト系の組織があります。士道館や正道会館など。
極真にも、いまは新極真、極真館などがありますが。
そして、今回の事例は、1道場だけの組織で空手道場の流派を名のる空手です。組織に属さなくても空手は教えられるのですね。
もっとも、極真も大山総裁が小さな道場から、世界組織にしていったのですから、はじめは、1道場の組織だったのです。
柔道などは、1道場だけの流派なんてとてもできないです。道場は開けても、地域の組織には属さないと試合もできないですから。
空手は組織にぞくさなくても、特にフルコンタクトも場合は、他流派が出場できる試合がたくさんありますので、試合にも困らないですね。
さて、セミナーの内容はあす以降に。
五輪フィギュア 「ガラスのハート」返上 高橋銅メダル
http://vancouver.yahoo.co.jp/news/ndetail/20100219-00000016-maip-spo
(ヤフーニュースより)
昨日は稽古がなかったので、夜はゆっくりしていました。
さて、男子フィギュアで高橋選手が銅メダル。そして、小田信成選手が紐が切れてしまったことが、一番のニュースでした。
仕事中だったので、生の放送は見れなかったですけれど、4回転に挑戦するのかがみどころでした。
失敗したら、メダルは取れないからどうするのかと思っていましたが、果敢に挑戦しました。すごいですね。
安全策はとらずに、自分のスタイルを貫くのがいいですね。ともすると自分を変えがちですが。
自分に相当の自信がないと、挑戦はできないですね。その自信は、逆境を乗り越えたこともありますが、なんといっても練習の数です。自分がどれだけやってきたか。それを自分で感じて自分を信じるまでやっていると思います。
空手も4月の国際大会がありますが、十分練習させたいと思います。
最近では、空手以外で正座することはあまりないですね。
いつ正座したか考えると、家でお客さんを出迎えるときや、畳の席での会食、法事でお経をきいているときなど、数えるほどです。
空手の稽古では、毎回はじめと終わりに正座して黙想です。稽古の間にもいったん座るときは全部正座をします。
正座をやりなれていない子は、すぐ足がいたくなります。なれてくれば足腰もきたえられるのですが。
大人にも正座するのはいいことかもしれません。
正座することは礼儀をおぼえるのに一番いいかもしれません。日本の伝統ですから。
武道以外のスポーツでは、罰で正座はあるかもしれませんが、日常的に正座はしないでしょうから。